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置くだけでかんたん予知保全!おくだけセンサーの振動計測有効活用法
みなさまこんにちは。いつも当社の配信メールをお読み頂き有難うございます。
新年度が始まりました...色々な番組の担当アナウンサーも変わっておりますが、そんなの関係ない勢いで今回も営業アシスタントの植木から配信させて頂きます。
さて、今回はおくだけセンサーのお話です。
これまでは加速度センサーを使ってXYZ軸方向(フレミングの法則思い出しませんか?私だけ??)の傾きを測る姿勢検知モードを提供していました。
(ご存知でしたか...?)
ですが加速度センサーを使って、姿勢検知ではなく振動計測はできないか?予知保全に役立てられないか??との声を多くいただいたので、新たに振動計測モードを提供させて頂くこととなりました!!
お待ち頂いていた皆様...大変お待たせしました!振動計測はじめましたよ!!
世の中たくさん予知保全システムがあるけれど
製造設備が壊れると、製造自体が完全にストップしてしまいます。
それを防ぐために「予防保全」「予知保全」といった保全方法があります。
(私の知識?認識?が危なかったので、ちゃんと違いを調べなおしてみました。)
予防保全:製造設備が壊れる前に使用回数や使用時間を・・・設定して予め部品の交換などを行う
⇒壊れていなくても製造設備を止めて点検しないといけない
⇒壊れていなくてもコストがかかる
予知保全:連続的に製造設備の状態を計測/監視し、故障の兆候がでたら部品を交換/修理する
⇒点検間隔を減らすことができる
⇒製造設備を止める回数を減らすことができる
⇒保全費用を削減することができる
費用や工数の削減ができるし、すぐに予知保全を開始しよう!
さあ、予知保全のシステムを本気で導入↓↓↓
・加速度センサーやジャイロセンサーを取り付けて、波動波形をFFT変換による周波数解析により故障予知...
・設備に音響センサーを取り付けてビッグデータを蓄積してAI解析して故障予知...
本気で導入しようとすると、数百万円の投資が必要だったり、ビッグデータを集めるのに時間がかかったり、AIの知見がなくて使いこなすのがなかなか難しかったり...と大きな壁にぶつかってしまうこともあるのではないでしょうか。
でも、それってもしかして「故障時期をしっかり予測したい」「故障箇所をきちんと特定したい」としようとするあまりに、出現してしまった壁なのでは??
振動計測モードの活用 で「予知保全」
そこでご提案。
予知保全って故障の兆候がでたら対応すればいいんです。
つまり・・・はいつもと設備の様子が違うことが分かればそれで良いのではないでしょうか。
様子が違えば確認したくなる...点検したくなるのが人というものでしょう!
様子の違いをチェックすればいい、というところまで割り切れてしまえば...あれ?もしかしておくだけセンサーの振動計測モードで対応できちゃいませんか??
そこでご提案。
ちなみに振動計測モードの仕組みは以下の通り。
・1秒あたり100回~800回の振動データをサンプリング
・サンプリング時間は最大10秒
・サンプリングデータの平均値から振動の傾向を計測
姿勢検知モードと振動計測モードの違い
さて、おまけの情報として最初にお話した、これまでもあった姿勢検知モードと、今回の振動計測モードの違いもお伝えさせてください。
<姿勢検知モード> | <振動計測モード> | |
---|---|---|
[計測対象] | XYZ軸毎の傾き | XYZ軸毎の加速度 |
[計測間隔] | 数秒に1回 | 1秒あたり数百回 |
簡単に言うと...
姿勢検知モードは写真を撮って、その一瞬の様子を確認するもの
振動計測モードは何百枚と写真を撮って、そのパラパラ漫画のようになったたくさんの写真から動きの傾向を確認するもの
といったところでしょうか。
もうちょっと詳細な(真面目な?)説明をご希望の方はぜひ営業までお問合せくださいませ!
ご連絡、お待ちしております!!
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おくだけセンサー
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