Mail Magazine

電話番号はヒトよりモノが使う時代

現在IoT市場で利用されている「020」で始まる電話番号は、11桁のままでは2022年度中にも枯渇する見通しとなりました。
昔は090が当たり前で（しつこい）、番号の種類が増えるだけで驚きだったのに、桁数を増やさなければ枯渇の見通しとは...恐ろしいものです。

急成長するIoT市場に向けて、総務省は「020」で始まる電話番号を14桁として、なんと100億個！！もの番号を追加いたしました。
ヒトが使う携帯電話の契約数は2021年3月末時点で1億9,433万件といわれてますから、約50倍の規模と言えますね。

IoTがますます身近になって、次世代高速通信「5G」の普及により私達の生活も、今後劇的に変わっていくのではないでしょうか。

気になるRoosterシリーズでの対応は...

最近はRoosterご利用中のお客様から、電話番号の14桁化についてお問合せいただくケースも増えております。
何か設定を変えたりする必要があるのでは...とご心配のお客様も多いのではないでしょうか。

まず先にサービスが開始となったNTTドコモ / KDDIの14桁回線に関しまして、Roosterシリーズは基本的には対応済となっております。

基本的にと申し上げたのは、一部例外的にAXシリーズのみFWバージョン2.1.1以降を適用いただく必要があるからです。
AXシリーズもFW2.1.1へアップデートすることで、SIMから電話番号情報が取得でき、ログやSunDMS上の電話番号が正しく表示されるようになります。
※ちなみに基本的な通信機能(インターネットに接続する、遠隔地からAXへアクセスする等）は従来FWでも問題ございません。

なお、現地のRoosterのFWアップデートにつきましてはSunDMSをご活用いただければ安心安全に実施できます！（しかも無料！）
※最新のFWについては、こちらをご確認下さい。

来年1月から新規契約分に関して、14桁の電話番号で提供を開始する通信事業者も増えております。

ソフトバンクやその他の回線につきましては追ってご案内をさせていただきますので、次回のメルマガをお楽しみに！

関連URL

Roosterシリーズ
https://www.sun-denshi.co.jp/sc/product_service/router/

SunDMS
https://www.sun-denshi.co.jp/sc/product_service/service/dms/