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センサーから始めるDXソリューション「BlueXtender」いよいよ登場

2022年9月02日

いつも弊社のメールをご覧いただきありがとうございます。
毎年秋になると、昨年どんな格好をしていたかわからなくなる営業アシスタントの植木から、今回も配信させていただきます。

昨年よりご紹介している新製品「BlueXtender」。

大変お待たせしました...
いよいよ正式な試用機が今月から貸出開始となります！

そこで今回のメルマガでは、「BlueXtender」の魅力をあらためてお伝えしたいと思います。

BlueXtenderの特徴

「BlueXtender」は、複数のBluetooth®のセンサーが測定した値をまとめて集約し、ひとつのシステムで表示することができるIoTサービスです。

センサー値の見える化や帳票生成、閾値を設けてアラートを自動で上げることなどが可能です。

Bluetooth®のセンサーはスマホなどで見る場合、１対１の接続になり、専用のアプリが必要となることも少なくありません。
センサー毎に使用するアプリやシステムが異なっていると、複数のセンサーデータを集計するような場合は、かなりの手間がかかります。

「BlueXtender」であれば、メーカーの違いを意識することなく、登録したセンサーをひとつのクラウドシステムにアップロードし、ひとつのダッシュボード上に並べて表示することができます。

Bluetooth®はclass2の規格で最大10mの通信距離となりますが、「BlueXtender」では中継機がSub-GHz（サブギガ）通信で中継することによって、最大1km（※）の通信が可能となります。

そのため設置レイアウトの自由度も大幅に高まるのでは、と期待されています。

※無線通信は環境によって通信距離が大きく変わります。1kmの通信距離を保証するシステムではありませんので、ご注意ください。

お好みの色々なセンサーを集中管理

Bluetooth®のセンサーは、サン電子で動作確認済みのものであれば、GUI操作のみで簡単に接続することが可能です。
　
また、動作未確認のセンサーであっても、GATT（※）仕様が分かるセンサーであれば、仕様に則った定義ファイルを作成頂くことで接続が可能になります。
そのため仕様が一般公開されていないセンサーであっても、自社センサーなどで仕様が確認可能な場合は、同様にシステムに接続していただけます。
もちろん作成した定義ファイルは、自社利用のみである場合、弊社へ開示や共有していただく必要もございません。
　
必要なセンサーを組み合わせてシステムを構築できるため、幅広い目的で使用でき、機能を後から増設していくことが可能な自由度の高い内容になっています。

※Bluetooth® Low Energy機器が持つデータ構造とその操作方法を定義したものです。
※GATTに対応したすべてのセンサーに対応できるものはありません。仕様によって対応できない場合や、機能に制限が発生する場合もあります。

ダッシュボードもカスタマイズ可能

ダッシュボードは実際に使う方やその利用目的によって、好みや使い勝手が大きく分かれるところかと思います。
　
「BlueXtender」ではダッシュボードを一から作成することが可能です。

「BlueXtender」は標準で「SunDMS Insight」というIoTプラットフォームをご用意しており、データの表示が可能です。こちらのダッシュボードは、カスタマイズ性が高くユーザーが一から作成することも可能になっています。もちろんより簡単に、プリセットのウィジェットにセンサーの値を紐づけるだけでも、ノーコードで各種チャートやグラフィカルなメーター表示などを追加できます。
　
位置や大きさなどもマウス操作で簡単に変更できるため、表示させる機器の画面サイズに合わせて、複数のダッシュボードを使い分けることも可能となっております。

是非それぞれのセンサーにぴったりの表示をみつけて組み合わせてみてください。

条件分岐の複雑な自動処理に対応

さらに「SunDMS Insight」では、"ルールチェーン"という機能で、条件に基づく複雑な自動処理も可能です。
　
あらかじめ準備されたアイテムをドラッグ＆ドロップで表示させ、マウス操作でノードを繋ぐことで、条件分岐の自動処理が作成できます。

例：温度センサーを10分に1回測る。　⇒　3回連続して60℃を超えた場合のみアラートメールを管理者へ送る

もちろん各ノードの設定や条件設定は必要となり、処理内容によってはプログラミングが必要になることもありますが、既存のシステムでセンサー間の連携、値と値から算出した値の表示、条件によるアラート通知先の変更など、様々な自動処理を実現します。
　
「BlueXtender」はカスタマイズ性の非常に高いIoTサービスです。

専門的な知識や技術が必要になる場合もありますが、開発者の方やSIer様であれば、お好みのセンサー監視システムを手軽に作っていただけます。
また、カスタマイズのような難しいことはちょっと...という場合でも、プリセットのウィジェットと動作確認済みデバイスを組み合わせれば、おくだけセンサーのように手軽に使っていただくことも可能です。
「BlueXtender」を試してみたい...
あのセンサーが接続できるか確認したい...
おくだけセンサーには搭載されていないセンサーを使いたい...

そんな方はぜひ営業までご連絡を！

※Bluetooth® 、Bluetooth® Low Energyおよびブルートゥース® は、米国Bluetooth SIG, INC.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。