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IoT遠隔管理サービス「SunDMS」機能紹介 ~第3回 デバイス制御編~
いつも弊社のメールをご覧いただきありがとうございます。
3部構成でお届けしております、IoT遠隔管理サービス「SunDMS」の機能紹介シリーズですが、いよいよ今回で最終回となりました。
今回は「デバイス制御編」をお届けします。
遠隔でのデバイス制御
遠隔からデバイスにアクセスして制御することは、デバイスマネジメントの重要な特長となります。
例えば、
・デバイスのパフォーマンスを最適化する
・デバイスを常に最新の状態に維持する
などがあげられます。
SunDMSは複数のRoosterを遠隔から操作・実行することが可能です。
主な機能として、ファームウェア更新、再起動、ログや設定ファイルの取得やアプリケーションの配信などに対応しています。
ファームウェア更新:
外部環境や使用環境の変化に追従できる状態を保つうえで必要不可欠となります。
古いバージョンのファームウェアを使用し続けると、デバイスの性能が引き出せない可能性があるほか、予期せぬトラブルや正しい動作ができない可能性があり、新しいバージョンへの更新を行い、最新の状態にしておくことが重要です。
再起動:
製品寿命の長期化を目的とした定期メンテナンスや何らかのトラブルが発生した際の復旧のための保守で活用いただけます。
システムの停止時間(ダウンタイム)は極力短くしなければなりません。
遠隔での再起動で復旧までの時間を短縮することができます。
取得:
システムログや設定ファイルの取得が可能です。
システムログはRoosterの動作状態を確認することが可能となり、定期的なメンテナンスやトラブル発生時の問題の早期特定に活用することができます。
配信:
Rooster設定ファイルやアプリケーションの配信をすることができます。
設定ファイル配信は主にRoosterのデバイス追加や設定変更が発生した時などに活用いただけます。
1つの設定ファイルを複数のRoosterへ一括で配信・更新することもでき、導入台数が多い環境でも手間なく操作できとても便利な機能です。
これらの制御機能は実行するタイミングを柔軟に設定することが可能です。
すぐに処理を実行する「即時実行」とスケジュール設定機能による「日時指定」が選択でき、通信するタイミングや使用状況に応じた処理タイミングで設定可能です。
ここまで制御機能を紹介しましたが、これらを実際に現場に赴き、デバイス毎に操作するのは担当者の負担が大きくかかります。
しかし、SunDMSでは、全て遠隔で処理ができるため、「作業の最小化」と「効率の最大化」の両面をカバーします。
セキュリティ
デバイスの制御は、セキュリティへの懸念を感じる方も少なくないかと思います。
SunDMSはSSL/TLS通信を導入しており、サーバとの通信を暗号化によってセキュリティを確保します。
これにより、データの盗聴や改ざん、なりすましなどを防止することができます。
また、SunDMSには2つのログイン方法があり、IDとパスワードを入力してログインする方法と、パスワード認証に加え二段階認証アプリを用いたワンタイムパスワード認証による二段階認証があります。
これにより、アカウントを安全に保護することができます。
「SunDMS」デバイス制御機能
※Roosterの機種により対応機能が異なります
3回にわたりお送りしました「SunDMS」の紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?
機能も充実しており全ての機能をご紹介はできませんでしたが、少しでも「SunDMS」のことが理解できたと思っていただけたら幸いです。
お伝えしきれなかった部分や、より詳細な説明が欲しい等ご要望がございましたら、どうぞお気軽にお問合せください。
また、一度試してみたいという方はデモ機の貸出サービスも承っておりますので、こちらも合わせてご検討ください。
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