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3G網IP着信をご利用のお客さまのLTE移行推進を目的とした協業を開始

2021年11月1日
お知らせ

サン電子株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:内海 龍輔、以下 サン電子)とKDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下 KDDI)は、メーター機器からのデータを3G網経由で収集するIP着信をご利用のお客さまに対し、LTE回線へスムーズな移行(マイグレーション)に向けた協業(以下 本協業)を2021年11月1日から開始します。

IP着信ユースケース

背景

KDDIを始め、通信キャリア各社は2022年~2026年3月までに順次3Gサービスの終了を予定していますが、産業機器、設備、システムなどに使用されている遠隔監視・制御などには現在3G回線が数多く使用されており、今後LTEなどに移行する必要があります。具体的には、3G網IP着信分野において監視装置(漏電/水処理/ガス/FAX/プリンターなど)や決済端末(タクシー/バス/駐車場/ロッカーなど)の領域で用いられています。
また、現在の3G網IP着信をご利用中のお客さまから、現状の端末運用は変えずにLTE網へ移行したいという要望を多くいただいています。

本協業について

・3Gの停波に伴い、お客さまが現行の3G環境でお使いの端末を変えることなく、スムーズにKDDIのLTE網へ移行する取り組みを両社協業の元、推進します。
・サン電子は、LTE網の特徴(常時接続)を踏襲したまま3Gでの環境同様のIP着信動作を実現するルーター機器「Rooster AX220i(サン電子社 特許 第6417493号)」(以下 本ルーター)を開発しました。
・KDDIは、本ルーターを販売と合わせて、安心安全にデータのアップロードや端末の遠隔監視・制御をすることが可能な、セキュアでクローズドな閉域網接続サービスを提供します。

従来の3G回線ご利用の構成イメージ
KDDI LTE回線ご利用の構成イメージ

対象となるお客様例

・電気、ガス、水道などの社会インフラ分野における監視設備、検量機器の遠隔検針及び遠隔操作に3G 閉域網のIP着信をご利用中のお客様。
・バス、タクシーなどの公共交通で車載運行監視装置、運賃箱等の遠隔監視及び遠隔操作に3G 閉域網のIP着信をご利用中のお客様。
・コインパーキングの精算機、コインロッカーなどの監視機器の遠隔監視及び遠隔操作に3G 閉域網のIP着信をご利用中のお客様。

各社の役割

・サン電子:本ルーターの開発・製造
・KDDI:KDDI IoT通信サービス LTE、クローズドリモートゲートウェイ (CRG)、KDDI Wide Area Virtual Switch 2 (WVS2)のサービス提供、本ルーターの提供

協業開始日

2021年11月1日(月)

お問合せ先

サン電子株式会社 M2M事業部
〒101-0022 東京都千代田区練塀町3番地
富士ソフト秋葉原ビル11階
TEL:03-3525-8165 FAX:03-5289-7490
MAIL:sales-suncomm@sun-denshi.co.jp
担当:営業部

※その他、記載されている社名、製品名等は、各社の商標または登録商標です。

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