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遠隔地から設備や機器をメンテナンス出来る「リモートメンテナンス」後編

2020年08月20日

いつも当社の配信メールをお読み頂き有難うございます。
前編で物足りなかった方、大変お待たせ致しました。

今回は「リモートメンテナンス」の”後編”を、営業アシスタントの植木より真面目モードでお届けします。

前編の内容をまだご覧いただけていない方、再度確認をしてみたいという方はぜひ以下より内容をご確認ください！
前編はこちら＞＞

それでは後編は、2種類のVPNのつなぎ方からご案内させて頂きます。

VPNのつなぎ方 1：拠点間接続プラン（2台のRoosterを使ってVPN接続）

・拠点（お客様先）にRoosterを設置します。
・社内（メンテ側）にもRoosterを設置します。
・拠点側Roosterと社内側Rooster間をLTE回線を使ってインターネットVPN接続を行います。
・VPN接続動作はRoosterが行いますので、PC等によるVPN接続操作は不要です。

VPNのつなぎ方 2：リモート接続プラン（1台のRoosterでVPN接続）

・拠点（お客様先）にRoosterを設置します。
・社内側（メンテ側）PC等から拠点側RoosterにインターネットVPN接続を行います。
・社内側PC等からVPN接続及び切断操作を行います。
・VPN接続にはWindows10に搭載されているL2TP IPSecVPN機能等利用可能です。

LTE回線の要件

LTE回線を使ってインターネットVPN接続を行う為には、グローバルIPアドレスを付与されるISPサービスの利用が必要です。

ダイナミックDNSを利用して固定IPいらず

インターネットVPN接続を行う為にはVPN接続先ルーターのグローバルIPアドレスを把握しておき、接続動作を行うルーターやPC側に設定しておく必要があります。

一般的に多く利用されている動的グローバルIPアドレスを固定ドメイン名に変換して利用出来るサン電子のダイナミックDNSサービスを利用する事で、固定グローバルIPアドレスを使わなくても低コストで固定ドメイン名をVPN接続に利用する事が可能です。

SunDMSサービスを利用した遠隔監視

Roosterの状態監視や制御をクラウド上から一元管理する事が出来る「SunDMS」サービスを利用可能です。

基本サービスは無償で利用出来ます。

Roosterが回線に繋がっている状態かどうか等クラウド上から確認する事が出来ます。

※あわせて以前ご案内させて頂いた以下内容もぜひ御覧ください
知って得する『SunDMS』活用方法① 監視編
 知って得する『SunDMS』活用方法② 制御編

使わない時はRoosterを電源OFFすることも

Roosterを活用したリモートメンテナンスは設備や機器のメンテナンスが発生した場合に遠隔地から早期に対応出来る大きな利点がありますが、平常時インターネットに接続しておく必要が無い時は、Roosterの電源をOFFしておくという運用も考えられます。

Roosterは電源ON後、自動でインターネット接続、VPN接続出来る機能を搭載していますので、必要な時にRoosterの電源ONする事でリモートメンテナンスが可能となります。

この運用では必要に応じてお客様にRoosterの電源をON/OFFを実施して頂く事が必要になります。

リモートワーク用VPNルーターに利用可能？

RoosterとLTE回線を使用すれば、リモートメンテナンス用途だけではなくリモートワーク向けにリモートアクセス用VPNルーターとしても利用出来そうです。

Roosterには無線LAN AP機能は搭載されていませんのでPCとLANケーブルで接続して利用する必要がありますが、コンパクトな筐体ですので、あまり場所は取らないのではないかと思います。

ぜひ導入のご検討、よろしくお願いいたします。お問合せをお待ちしております！