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FOMAユビキタスモジュール「FOMA UM03-KO」搭載　小型でローコストのM2Mルータ「Rooster RX130」を発売

2014年01月31日

新製品

サン電子株式会社（愛知県江南市、代表取締役社長　山口正則　ジャスダック：6736　以下サン電子）は、FOMAユビキタスモジュール「FOMA UM03-KO」を搭載し、高速パケット通信可能な小型でローコストのM2Mルータ「Rooster RX130（ルースターアールエックス130）」を、2014年1月31日（金）より出荷を開始いたします。

製品名	Rooster RX130（ルースターアールエックス130）
製品型番	SC-RRX130
標準価格	オープンプライス
発売日	2014年01月31日

Rooster RX130は、M2Mルータとして、無人環境でも安定運用が可能な自律接続維持機能（ASC：Automatic Stable Connection）を搭載し、基本ルータ機能に加え、フレッツ光などの有線回線や、VPN機能（IPsec、PPTPサーバ）に対応しています。

また気象庁が配信する「緊急地震速報」や「津波警報」など緊急速報「エリアメール」にも対応（2014年4月リリースのファームウェアにて対応）し、様々なM2Mソリューションに適したルータです。高機能ながらコンパクト設計で、小型かつローコスト（当社比）での提供を可能にしました。

また、遠隔監視等で高まるM2M通信機器のニーズに応え、大規模運用管理を容易にする遠隔管理サービス「SUNSYNC（サンシンク）」に対応し、導入コスト（費用・期間）・設置コスト・保守運用コスト　３つのコストダウンが可能となります。

Rooster RX130の主な特長

高速パケット通信に対応

FOMAユビキタスモジュール「FOMA UM03-KO」を内蔵し、上り5.7Mbps／下り7.2Mbps の高速パケット通信に対応しています。また、従来のユビキタスプランに加え定額データプランでも利用可能です。

緊急速報「エリアメール」対応

気象庁が配信する「緊急地震速報」や「津波警報」、国・地方公共団体が配信する「災害・避難情報」の注意喚起メッセージを受信することが可能です。（※2014年4月リリースのファームウェアにて対応）

コンパクトなサイズながら、多様なルータ機能を搭載

筐体は127（W）×81（D）×22（H）mm とコンパクトなサイズながら、基本ルータ機能に加え、フレッツ光などの有線回線や、VPN機能（IPsec、PPTPサーバ）に対応し、高セキュリティーなネットワークの構築が可能です。

低消費電力を実現

「おやすみモード」を搭載し、3G通信を行っていない待機時には低消費電力状態（0.3W）となり、従来製品（Rooster H100）と比べ消費電力93%Downを達成しました。また通常の待機時においても70%Downを実現しました。

広い温度範囲、各種電源電圧に対応可能。

動作温度範囲を-20～60℃とし、電源電圧も5～24Ｖを実現し、様々なM2M市場の環境下でも対応が可能です。

自律接続維持機能（ASC：Automatic Stable Connection）を搭載

電波状態による通信エラーなどを防ぐため、定時リセット設定や、死活監視など、自己復帰が可能な機能「ASC（Automatic Stable Connection）」を搭載し、無人環境下でも安定運用が可能です。

遠隔管理サービス「SUNSYNC（サンシンク）」を搭載

リモートから、Rooster RXのコンフィグ設定を行うオートコンフィグや、ファームウェアのバージョンアップ、ログの回収などが可能な遠隔管理サービス「SUNSYNC（サンシンク）」機能を搭載しました。
また、Rooster RX自身の筐体内部温度・供給電源電圧の監視も可能です。

ハードウェアの拡張性

拡張ボードにより、各種インターフェイスやデバイスの追加が可能となります。今後、無線LANモジュールボード搭載モデルは2014年6月のリリースを予定しております。

※Rooster（ルースター）とは
サン電子株式会社が提供する、M2Mネットワークへつながるゲートウェイ、ルータ、アダプタなどの製品総称です。
3Gモジュール内蔵のルータや、通信アダプタセット、リナックスゲートウェイなどのシリーズで展開しています。
BEMS、太陽光パネルなどエネルギー監視システムや、自動販売機などの中に組み込まれ、課金データや在庫データをセンターへアップロードする等、M2Mソリューションの分野で広くご利用いただいております。