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無線LAN機能を搭載したM2Mルータ「Rooster RX110W」を発売

2014年06月30日

新製品

サン電子株式会社（愛知県江南市、代表取締役社長　山口正則　ジャスダック：6736　以下サン電子）は、現在発売中のM2Mルータ「Rooster RX110」に無線LAN機能を搭載したモデルの「Rooster RX110W」を2014年6月30日（月）に発売いたします。

製品名	Rooster RX110W（ルースターアールエックス110ダブリュ）
製品型番	SC-RRX110W
標準価格	オープンプライス
発売日	2014年06月30日

M2Mソリューションにおいて、データの収集手段として無線LAN機能の要望が高く、アクセスポイントとして利用できる小型の無線LANモジュールユニットを新たに開発いたしました。

今回発売する「Rooster RX110W」は、2013年10月に発売した、NTTドコモ FOMA網対応3Gモジュール搭載の「Rooster RX110」に、今回開発した無線LANモジュールユニットも内蔵し、従来機能に加え、無線LANアクセスポイント機能が付加されました。今後はM2Mリナックスゲートウェイ「Rooster GXシリーズ」にも順次搭載予定です。

Rooster RX110Wの主な特長

無線LANアクセスポイント機能を搭載

IEEE802.11a/b/g/nに準拠した無線LAN拡張ボードを内蔵しました。WPA/WPA2に対応し、2つのSSIDを同時使用が可能です。有線LANで接続できない機器も無線LANにて接続が可能です。LAN配線工事が不要となり、設置レイアウトの自由度が向上します。電波干渉に優位な５GHｚ帯に対応しており、より確実な通信が可能です。
またセキュリティ確保のためWPA2等の暗号化だけでなく、登録された無線機器しか通信を行わないMACアドレスフィルタリングが設定可能です。

コンパクトなサイズながら、多様なルータ機能を搭載

筐体は127（W）×81（D）×22（H）mm とコンパクトなサイズながら、基本ルータ機能に加え、フレッツ光などの有線回線や、VPN機能（IPsec、PPTPサーバ）に対応し、高セキュリティーなネットワークの構築が可能です。

低消費電力を実現

「おやすみモード」を搭載し、3G通信を行っていない待機時には低消費電力状態（0.3W）となり、従来製品（Rooster H100）と比べ消費電力93%Downを達成しました。また通常の待機時においても70%Downを実現しました。

広い温度範囲、各種電源電圧に対応可能

動作温度範囲を-20～60℃とし、電源電圧も5～24Ｖを実現し、様々なM2M市場の環境下でも対応が可能です。

自律接続維持機能（ASC：Automatic Stable Connection）を搭載

電波状態による通信エラーなどを防ぐため、定時リセット設定や、死活監視など、自己復帰が可能な機能「ASC（Automatic Stable Connection）」を搭載し、無人環境下でも安定運用が可能です。

ハードウェアの拡張性

拡張ボードにより、各種インターフェイスやデバイスの追加が可能となります。今後、Bluetooth、Zigbee、GPSなどのリリースを予定しています。

※Rooster（ルースター）とは
サン電子株式会社が提供する、M2Mネットワークへつながるゲートウェイ、ルータ、アダプタなどの製品総称です。
3Gモジュール内蔵のルータや、通信アダプタセット、リナックスゲートウェイなどのシリーズで展開しています。
BEMS、太陽光パネルなどエネルギー監視システムや、自動販売機などの中に組み込まれ、課金データや在庫データをセンターへアップロードする等、M2Mソリューションの分野で広くご利用いただいております。